不動産の売却方法の一つ「買取」とは?仲介との違いやメリットなどを解説!

2022-05-10

不動産の売却方法の一つ「買取」とは?仲介との違いやメリットなどを解説!

この記事のハイライト
●不動産の買取とは、不動産会社が買主になる売却方法である
●スピーディーに売却できるなど、買取には多くのメリットがある
●売却に時間がかかりそうな不動産は、買取を検討すると良い

不動産を売却する主な方法には、仲介と買取があります。
それぞれ特徴が大きく異なり、売却する不動産に適した方法を選ぶと納得できる結果につながるでしょう。
そこで今回は、買取とはどのような売却方法なのか、仲介との違いやメリット・デメリットを踏まえながらご説明します。
大阪市を中心とした大阪府下全域および阪神間で不動産売却をご検討中の方は、ぜひご参考になさってください。

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不動産の売却方法の一つである買取とは?①仲介との違いについて

不動産の売却方法の一つである買取とは?①仲介との違いについて

「不動産売却」と聞くと、物件を売り出して買主を探す「仲介」をイメージするかもしれません。
けれども、不動産の売却方法には「買取」もあります。
それぞれの特徴や違いについて、順番にご説明します。

買取の特徴とは

買取とは、不動産会社が不動産を直接買い取る方法です。
つまり、不動産会社が買主になるので、買主を探す必要がありません。
以下の3つの手順で、スピーディーに不動産を売却できることが大きな特徴です。

  • 必要書類を準備して不動産の査定を受ける
  • 条件がまとまったら売買契約を結ぶ
  • 決済して不動産を引き渡す

また、売却価格が市場価格よりも安くなる可能性があることも、買取の特徴です。
その理由は、不動産会社が買い取った物件を再販売する際にかかる費用が、売却価格から差し引かれるからです。
なお、買取方法には「即時買取」と「買取保証」の2つがあります。
即時買取とは、仲介による売却活動をおこなわず、すぐに買い取る方法です。
買取保証とは、まず仲介として売却活動をおこない、一定期間売れなかった場合に買い取る方法です。
買主が見つかれば市場価格に沿った価格で売却できる可能性があるうえ、期間を決めて売り出すので「売れなかったらどうしよう」という心配がありません。
売却の期限が決まっているものの、高値での売却を希望する方は、買取保証を選択すると良いでしょう。

仲介の特徴とは

仲介とは、不動産会社と媒介契約を結んで売却活動をおこない、買主を見つけて不動産を売却する方法です。
市場価格に沿った価格を設定できるので、買取よりも高く売れる可能性があります。
ただし、売却の手順が増えるので、手間や時間がかかることがデメリットです。
基本的には、以下の流れで売却を進めます。

  • 不動産会社に査定を依頼する
  • 仲介を依頼する不動産会社と媒介契約を結ぶ
  • 売却活動を開始して、内見に対応する
  • 買主が決まったら売買契約を結ぶ
  • 決済のあと不動産を引き渡す

売却できるまでの期間は一般的に3か月から6か月ほどだといわれていますが、買主が見つからないとさらに時間がかかる可能性があるでしょう。
また、不動産会社に仲介を依頼するため、売買が成立した際には仲介手数料が発生します。
仲介手数料は上限額が定められていて、「売却価格×3%+6万円+消費税」で計算します。
売却価格によっては100万円以上かかる費用なので、大きな負担となるでしょう。

買取と仲介の違いとは

ご説明したそれぞれの特徴を踏まえると、買取と仲介には主に以下の違いがあるといえます。

  • 買主の違い:買取は不動産会社、仲介は主に個人
  • 売却にかかる期間の違い:買取は1か月前後、仲介は基本的に3~6か月
  • 売却価格の違い:買取は市場価格よりも安くなりやすい、仲介は市場価格で売れる可能性がある
  • 仲介手数料の違い:買取は不要、仲介は必要

どちらの方法にするか決めるときは、これらの違いをしっかりと把握して、納得できるほうを選びましょう。

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不動産の売却方法の一つである買取とは?②メリットについて

不動産の売却方法の一つである買取とは?②メリットについて

では、買取を選んだ場合に得られるメリットとは、どのようなものなのでしょうか。
先述した買取の特徴から考えられるメリットは、以下の3つです。

  • 時間をかけずに不動産を売却できる
  • 売却にかかる手間を減らせる
  • 仲介手数料が発生しない

それぞれのメリットについて、ご説明します。

買取のメリットとは?その1:時間をかけずに不動産を売却できる

買取の大きな特徴でありメリットでもあるのは、売却に時間がかからないことでしょう。
時間がかからない理由は、買主を探す必要がないからです。
仲介による不動産売却でとくに時間がかかるのは、売却活動です。
買主がすぐに見つかれば問題ありませんが、なかなか見つからない場合は半年以上かかる可能性もあるでしょう。
その点、買取は不動産会社が買主なので、条件がまとまればすぐに売却できます。

買取のメリットとは?その2:売却にかかる手間を減らせる

仲介による売却では、不動産の購入希望者が物件を見学する「内見」があります。
内見して買うことを決める購入希望者も多いので、しっかりとした準備が必要です。
不動産における購買意欲は、見た目などの印象に左右されやすいと考えられています。
なるべく良い印象を与えるためには、しっかりとした整理整頓や掃除が必要で、手間や時間がかかります。
目立つ汚れがあってハウスクリーニングを依頼する場合は、費用もかかるでしょう。
さらに、内見の希望に応じるために休日の予定を空けることや、内見当日の購入希望者の応対も必要です。
買取は内見が必要ないので、それらの手間がかかりません。
相続した不動産などで不用品の処分が困難な場合は、家具などがある状態で買い取ることも可能です。

買取のメリットとは?その3:仲介手数料が発生しない

仲介手数料は、不動産会社と媒介契約を結んでさまざまな売却活動をおこない、その結果売買が成立した際に発生する成功報酬です。
その点、買取は仲介ではないので、仲介手数料がかかりません。
仲介手数料は、不動産売却にかかる費用のなかでも高額になる可能性が高いものなので、買取ではそういった費用負担を軽減できるでしょう。

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不動産の売却方法の一つである買取とは?③デメリットについて

不動産の売却方法の一つである買取とは?③デメリットについて

買取にはさまざまなメリットがある一方で、デメリットもあります。
ただ、デメリットがあっても買取を選んだほうが良いケースがあるので、慎重に判断することが大切です。
まず、買取のデメリットとはどのようなものなのか、ご説明しましょう。

買取のデメリットとは

買取のデメリットは、売却価格が市場価格よりも安くなる可能性が高いことです。
先述したように、不動産会社は買い取った物件の再販売をおこなうために、リノベーションなどにかかる費用をあらかじめ買取価格から差し引いています。
そのため、一般的には市場価格よりも1~3割ほど安い金額で買取をおこないます。
ただ、それでも買取を選んだほうが良いケースがあります。

買取がおすすめのケースとは

売却価格が安くなっても買取がおすすめなのは、以下のような不動産です。

  • 立地などの条件が良くない
  • 築年数が経っている
  • 売却を急いでいる

立地条件などが良くない不動産は買主が見つかりにくく、仲介でも市場価格より値下げしないと売れない可能性があります。
築年数が経っている不動産も同様で、場合によっては費用をかけてリフォームする必要があるかもしれません。
このように、市場価格で売れる見込みが薄い不動産は、買取を選択したほうがスピーディーに売却できるメリットを得られるのでおすすめです。
「この時期までに売却したい」などの希望があって売却を急いでいる場合も、買取を選択すると良いでしょう。

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まとめ

不動産会社による買取は、不動産売却をスピーディーに終わらせたい場合に有効な売却方法です。
デメリットもありますが、メリットのほうにより魅力を感じる場合はぜひ検討してみましょう。
私たち「MUSTERS」は、大阪市を中心とした大阪府下全域および阪神間で不動産売却をサポートしております。
買取のご依頼はもちろん、売却に関するご相談なども随時承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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