古家屋付き土地として売却するメリットとデメリットをご紹介

経済的な使用価値がない家が建っている土地のことを、古家付き土地といいます。
このような古家付き土地の状態で売却するメリットとデメリットは、どのようなものがあるのでしょうか。
当記事で解説していくので、大阪市周辺で不動産売却を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

古家付き土地として売却するメリットとは？

古家付き土地として売却すると、解体費用がかからないので、大きなメリットとなります。
仮に更地にする場合は、売主が解体費用を負担しなければなりません。
しかし、古家付きで土地を売却する場合は解体は不要です。
また、固定資産税が節税できることもメリットです。
土地にかかる税金が軽減されるので、家計の負担が減少します。
さらに、固定資産税は売却期間が長引いても減税されたままなので、焦らずに活動を進められることがメリットです。
このように、費用と税金を軽減できることがメリットと覚えておきましょう。

古家付き土地として売却するデメリットとは？

古家付き土地として売却するデメリットは、売却価格が相場よりも低くなりがちなことです。
なぜなら、解体工事をしないので、かかる費用が減るためです。
そのため、相場に近い価格で売りたい場合は、更地にしてから売却することをおすすめします。
くわえて、古家付き土地のデメリットは、買い手が現れにくいことがあげられます。
とくに、築年数が経過している建物は、状態が悪いとなかなか売却につながりません。
買主の立場で考えると、更地を購入して自分好みの家を造りたいと思いますよね。
そのため、古家付き土地はどうしても売れにくくなってしまいます。
このように、建物があることでデメリットが生じる場合もあるので、売却活動で上手にカバーしていきましょう。

古家付き土地ではなく解体して売却したほうが良いケースとは？

古家付き土地よりも、解体してから売りに出したほうが良いこともあります。
たとえば、築年数が20年以上経過している建物は、築年数が浅い物件に比べてどうしても見栄えが悪くなってしまいます。
現在は古民家が人気ですが、あまりにも外観が悪いと買い手はつきません。
そのため、解体したほうが売却しやすいといえます。
また、建物が古すぎて倒壊や景観を崩すリスクがあるケースも、解体してからの売却がおすすめです。
古い建物は、耐震性が低いため災害が起きた際に倒壊する可能性があります。
万が一、建物が倒壊してしまうと近隣にも被害を与えてしまうので、事前に解体して売却する方が賢明です。

まとめ

古家付き土地は、売却することによって解体の費用や税金を抑えられることがメリットです。
一方、相場が安くなりがちなどのデメリットもあるので、よく検討してから売却活動をおこないましょう。
私たち「MUSTERS」は、大阪市内を中心に近隣エリアも含めて不動産売却のご相談に応じております。
不動産の売却をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。