不動産の相場を自分で調べる方法とは?売却査定額より高く売るコツも解説!

2022-07-05

不動産の相場を自分で調べる方法とは?売却査定額より高く売るコツも解説!

この記事のハイライト
●不動産の相場を自分で調べるときは、成約価格を参考にすること
●相場は売却価格の目安となるものなので、相場どおりの金額で売れるとは限らない
●売却の際に工夫をすると、相場よりも高く売れる可能性がある

不動産を売りたいときは売却査定を受けると、売却価格の目安になる金額がわかります。
自分でも相場を調べて比較すると、売却査定で提示された金額の妥当性がわかり、安心して売却に臨めるでしょう。
そこで今回は、大阪市を中心とした大阪府下全域および阪神間で不動産売却をご検討中の方に向けて、自分で相場を調べる方法やその際の注意点についてご説明します。
相場や売却査定の金額より高く売るコツもご説明しますので、ぜひご参考になさってください。

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不動産の売却査定を受ける際のポイント①自分でも相場を調べる

不動産の売却査定を受ける際のポイント①自分でも相場を調べる

不動産を売りたいときは、売却査定によって提示された金額を基にして売却価格を設定します。
ただ、不動産は価値がわかりにくい財産なので、何も材料がないと売却査定の金額が妥当かどうかを判断できないかもしれません。
そこでおすすめなのが、自分でも不動産の相場を調べることです。
自分で調べた相場と売却査定の金額を比較すると、金額の妥当性を判断できるでしょう。
自分で相場を調べる方法は、主に以下の2つです。

  • レインズマーケットインフォメーションで調べる
  • 土地総合情報システムで調べる

それぞれの方法について、ご説明します。

相場を調べる方法1:レインズマーケットインフォメーション

レインズマーケットインフォメーションは、国土交通大臣の指定を受けた不動産流通機構が運営および管理をしているサイトです。
大きな特徴は、成約価格を基にした不動産取引情報が閲覧できることです。
不動産売買の価格には、売りに出された価格である「売り出し価格」と、実際に取引された価格である「成約価格」があります。
マンションの場合は2つの価格にそれほど差はありませんが、一戸建ての場合は成約価格が売り出し価格よりも低いケースが多く見られます。
2010年からの10年間を平均すると、一戸建ての成約価格は売り出し価格の80%ほどとのデータがあるので、売り出し価格を参考にすると実情とかけ離れてしまう可能性があるでしょう。
その点、レインズマーケットインフォメーションは成約価格が基になっているため、そのような心配がありません。
全国の不動産会社が実際に決まった売買価格を登録しているので情報量が多く、条件を絞って検索することが可能なので便利に使えます。
ただし、土地だけの相場を調べることはできないので、注意点として覚えておきましょう。

相場を調べる方法2:土地総合情報システム

土地だけの相場を調べたいときは、土地総合情報システムを利用しましょう。
土地総合情報システムは国土交通省が運営しており、データの基は国土交通省が不動産売買をおこなった方に実施しているアンケート調査です。
そのため、レインズマーケットインフォメーションに比べると情報量が少なく、調べたいエリアのデータがないことも考えられます。
土地の相場を調べるときにはおすすめですが、一戸建てやマンションの場合はまずレインズマーケットインフォメーションを使い、土地総合情報システムは必要に応じて検索してみましょう。

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不動産の売却査定を受ける際のポイント②相場を調べる際の注意点

不動産の売却査定を受ける際のポイント②相場を調べる際の注意点

ご紹介した2つの方法を使って相場を調べると、不動産の売却査定で提示された金額の妥当性を判断できるので安心です。
ただし、自分で相場を調べる際は以下の注意点を覚えておきましょう。

  • 相場は不動産の条件の違いに左右されること
  • 相場どおりの価格で売却できるとは限らないこと
  • 時間が経つと相場が変動する可能性があること

それぞれの注意点について、ご説明します。

注意点1:相場は不動産の条件の違いに左右されること

不動産の相場は、さまざまな条件によって決まります。
そのため、近くにある不動産でも土地の立地や形状、築年数やリフォームの有無などの条件が違うと相場が変わることが注意点です。
参考になる相場を知りたい場合は、売却を考えている不動産になるべく近い条件の物件情報を探してみましょう。

注意点2:相場どおりの価格で売却できるとは限らないこと

売却する不動産と条件が似ている物件の相場がわかったとしても、その金額で売却できるわけではありません。
相場は、不動産をスムーズに売却するためのポイントである「適正価格」を考える際の目安となる金額です。
不動産は適正価格を設定しないと売れにくい傾向があり、スムーズに売却するためには価格設定が重要になります。
そして価格設定では、自分で調べた相場や売却査定で提示される金額を基にすると、適正な価格に近づけることができます。
ですから、相場はあくまでも売却価格を考える際の参考にするものだと認識しておきましょう。

注意点3:時間が経つと相場が変動する可能性があること

相場は時間の経過に伴って変動する可能性があります。
たとえば、人口が減少しているエリアの相場は下がりやすく、再開発をしているエリアの相場は上がりやすい傾向にあります。
突然変動することもあれば、ほぼ変動がないこともあるので、不動産市場の動向をしっかりとチェックしておきましょう。

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不動産の売却査定を受ける際のポイント③相場より高く売るコツ

不動産の売却査定を受ける際のポイント③相場より高く売るコツ

不動産は、相場や売却査定の金額どおりに売れるわけではなく、安くなることがあれば高く売れることもあります。
以下のコツを実践すると相場や売却査定の金額よりも高く売れる可能性があるので、試してみましょう。
ただし、必ずしも高く売れるとは限らないことは覚えておきましょう。

相場より高く売るコツ1:売り出し価格を高めに設定する

不動産の売却では、値引き交渉されることが多々あります。
そのため、最初から「これくらいの金額で売りたい」という価格を設定すると、そこから値引きすることになり、成約価格が希望価格よりも安くなってしまいます。
買主に早く買わなくてはならない事情がある場合などは、相場や売却査定の金額より少し高くても売れる可能性があるので、最初は希望より高めに価格設定してみても良いでしょう。
ただし、価格が相場より高めの不動産は売れにくいので、一定期間売れない場合は値下げを検討しましょう。

相場より高く売るコツ2:高く売れそうなタイミングで売却する

不動産には、高く売れやすい時期があります。
それは、春の進学や就職を控えた1~3月と、秋の人事異動の前である8~9月です。
この時期は不動産の需要が増えるので、少し高くても売れる可能性があります。
また、再開発がおこなわれると相場が上昇する可能性があるので、そのような予定がある場合はタイミングを見極めて売り出すと良いでしょう。

相場より高く売るコツ3:インスペクションを実施する

インスペクションとは、専門家がおこなう既存住宅の建物状況調査です。
国が定めた基準に従って専門家が客観的に調査するので、インスペクションを実施した不動産は買主に安心感を与え、スムーズな売却につながる効果が期待できます。
また、インスペクションの結果を基にした価格設定であることを説明すると、値引き交渉を避けられるかもしれません。
数万円の費用はかかりますが、それ以上の値引きをしなくて済む可能性があるので、不動産を売却する際は実施を検討してみましょう。

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まとめ

不動産を売り出す際は、相場や売却査定の金額を基にすると適正な価格設定ができます。
相場は自分でも調べられるので、売却前にチェックしておきましょう。
私たち「MUSTERS」は、大阪市を中心とした大阪府下全域および阪神間で不動産の売却をサポートしております。
不動産の売却をお考えでしたら弊社がお力になりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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