任意売却できないとどうなる?理由やその先に待ち構えている事態を解説

2025-06-10

任意売却できないとどうなる?理由やその先に待ち構えている事態を解説

住宅ローンの返済が苦しくなった際の対処法として、手続きの随所で所有者の意思が反映できる任意売却があります。
それで売れなかった場合は次のステップである競売に進みますが、そうなると所有者の思いどおりに手続きはできません。
本記事では、任意売却とは何か、競売との違いや任意売却できない場合にどうなるのかについて解説します。

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不動産の任意売却とは?競売との違いを解説

任意売却とは、ローンの返済が難しい場合に、家の所有者の意思に基づいて売却を進めるやり方です。
通常、住宅ローンの支払いが苦しくなってくると、不動産そのものを手放し、売ったお金でローンを返そうと考え始めます。
ところがローンの支払い途中だと、所有者本人の意志だけでは実行できず、借り入れている金融機関の承諾を得なければなりません。
一方競売は、ローンの返済が苦しくなった方の不動産を、金融機関などが強制的に差し押さえて売却してしまう方法です。

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不動産の任意売却できないケースとは?

任意売却は、場合により実行できないケースがあります。
1つ目は、第三者によって認められないケースです。
借り入れ先の金融機関が方針として認めていない場合もあれば、連帯保証人・共同名義人との関係性が崩れて認めてもらえない場合などが考えられます。
2つ目は、ローン残高が売却額を上回るオーバーローンは任意売却で典型的に見られる状況であり、残債が過大で債権者の同意が得られない場合に限り実行が難しくなるでしょう。
3つ目は、時間的余裕がないケースが考えられます。
現金に余裕のある買い手が見つからなければ、売却は難航します。
4つ目は、家が何らかの理由で住み続けられないケースです。
老朽化が進んでいたり、建築基準法を満たしていない家だとそのまま住むのは難しいため売却もできなくなります。
5つ目は、所有者の所在が確認できないケースです。
また、所有者が買い手に対する内覧に応じなかったり、内覧ができたとしても家の中が散らかった状態であっても成約には至らないでしょう。

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不動産の任意売却ができないと家はどうなる?

任意売却が不成立に終わった場合どうなるのかというと、家は競売にかけられ現金化されてしまいます。
もちろん、売却によって得たお金はローンの返済にあてられ、それでも残債が返せない場合は自己破産に進むしかありません。
自己破産では原則として価値のある資産の大半が処分対象となりますが、99万円相当以下の現金や生活必需品などの「自由財産」は手元に残せるため最後の選択肢ともいえます。

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まとめ

任意売却は、所有者の意思を汲んでおこなわれるため、ローン返済が滞ったときに一番に考えられる方法です。
しかし、難しいとなると、家は競売にかけられ、最悪の場合自己破産になります。
極力、ご自身の財産を守るためにも早い段階で手が打てるようにしておきましょう。
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