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不動産の現状渡しでの売却とは？メリットとデメリットもご紹介！
2023-12-12
相続したご実家など古い家を売却するには、大掛かりな修繕を必要とすることがあります。
修繕に必要な費用のほうが高く付きそうな場合は、現状渡しをご検討されてはいかがでしょうか。
今回は、不動産の売却を検討している方に向けて、現状渡しとはどういうものなのか、メリットとデメリットもあわせてご紹介します。
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不動産売却における現状渡しとは？
現状渡しとは、不動産の傷や破損を買主に伝えたうえで、わざと修繕をおこなわずに売却することです。
設備の故障や雨漏りなどの不具合はそのままとなりますが、家具や家電などは放置してはいけません。
また、欠陥を残したまま引き渡すことで買主とのトラブルが発生する可能性も考えられます。
そのため、売主は物件の状況を買主にすべて伝える告知義務があり、故意または過失によりこれを怠った場合は契約不適合責任を負わなければなりません。
修繕をおこなわなくても、現在の物件の状態を知るためにはインスペクションをおこなうことが望ましいです。
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不動産売却における現状渡しのメリットとは？
現状渡しにおける売主側のメリットは、修繕のコストをかけずに不動産を売却できることです。
古い不動産の売却では修繕費用を回収できるかどうかが不確実であり、修繕が不要であることは売主にとって大きなメリットとなります。
修繕にかかる時間的なロスもなく、早期売却も可能です。
さらに、不動産会社による買取の場合、通常の契約不適合責任が免責されます。
一方、買主にとっての現状渡しのメリットは、相対的に安く不動産を購入できる可能性が高いことです。
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不動産売却における現状渡しのデメリットとは？
現状渡しにおける売主側のデメリットは、売却価格が相場より下がる可能性が高いことです。
不具合が既知であるため、相場通りに売り出しても、購入希望者からは値引き交渉を受けることが予想されます。
したがって、売出価格は値引き交渉を受けることを前提に設定すると良いでしょう。
また、契約書で告知していなかった不具合が後から発覚し、契約不適合責任を問われる可能性もデメリットの一つです。
一方、買主側のデメリットは、実際にその物件で生活するためには手直しが必要になることも挙げられます。
不具合が発生した際には、売主に確認を依頼する手間が余計にかかることもあります。
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まとめ
不動産売却における現状渡しとは、不具合などを修繕せずにそのまま買主に引き渡すことです。
売主側はコストをかけずに早期売却が可能であり、買主側は不動産を安く購入できます。
しかし、不具合のために売却価格は相場よりも下がり、買主にとってはそこで暮らすために手直しをおこなわなければなりません。
大阪市での居付き物件の不動産買取のことならマスターズ株式会社がサポートいたします。
不動産の売却をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
