2023-12-19
滞納した住宅ローンを返済できないなど、やむを得ない事情で任意売却を検討する方もいらっしゃるでしょう。
任意売却の方法のひとつに「単純売却」と呼ばれるものがあり、任意売却を検討している方はチェックしておくのがおすすめです。
そこで今回は、任意売却の方法のひとつである単純売却の概要やメリット、注意点を解説します。
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任意売却は、住宅ローンの返済ができないなどの理由で、債権者の許可を取りおこなうものです。
おもに6つの売却方法があり、状況や売却先などに合わせて選択できます。
そのなかでも単純売却とは、通常の仲介売却にもっとも近く、シンプルな売却方法といわれています。
通常と同じく、売却先は家を探している一般の消費者です。
売却価格も通常の仲介売却と近く、6つの売却方法のなかでも高値が付きやすい点も特徴といえます。
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任意売却の方法のひとつである単純売却のメリットは、売却額が高い傾向にある点です。
競売と呼ばれる、住宅ローンの返済を滞納した場合に強制的に売却が進められる方法と比べると、1.5倍ちかく売却額が高くなるケースもあります。
また、単純売却は債権者からの合意を得やすい点もメリットです。
単純売却を含め、任意売却をおこなう際は、必ず債権者である金融機関などから合意を得る必要があります。
債権者からの合意を得るには、任意売却によって滞納している住宅ローンを、少しでも多く返済できると納得してもらわなければなりません。
その点、単純売却であれば、高い売却額が期待できるため、債権者もメリットを感じやすいといえます。
一方で、単純売却で少しでも高い売却額を実現するには、室内の状態を少しでも良くしておくことが大切です。
室内を整えるために、出費が発生するケースには注意しましょう。
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単純売却の注意点として挙げられるのは、売却期間としてある程度の時間を確保しておく必要がある点です。
単純売却は、通常の仲介売却と同じように買い手に興味を持ってもらい、交渉をしなければなりません。
内見をしてからじっくり検討したいと考える購入希望者の方も多く、そういった対応が求められます。
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単純売却とは、任意売却の方法のひとつであり、売却額が高い傾向にある点が特徴です。
メリットも大きい反面、売却期間を要するなどの注意点もあるため、債権者としっかりと相談をしながら検討を進めましょう。
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