不動産の終活のやり方とは?方法や注意点を解説

2024-05-28

不動産の終活のやり方とは?方法や注意点を解説

最近耳にする「終活」ですが、ご自身の最期の時間を豊かにするものだけではありません。
特に家の終活においては、ご自身をはじめ、相続人にとってもトラブルや負担が減るため早めに考えるべき事項です。
今回は、不動産終活のやり方と注意点を解説するので、不動産整理を検討されている方はぜひ参考にして下さい。

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終活とはこれからの自分と身の回りを整理する活動

終活とは、老後自分が生きているうちに身の回りの品を整理するだけではなく、自分が受ける医療や介護、葬儀に対する希望、死後の相続について落ち着いて考える活動です。
悲しいだけのものではなく、死後遺族が抱える心配事や問題点をできる限り減らし、より自分らしく最期の時間を過ごすための準備といえます。
なかでも家の終活は特に重要で、相続した家が空き家問題や未管理不動産などへと社会問題に発展しているほど深刻化しています。
自宅が将来の社会問題の一つになるのを避けるためにも、余裕をもって親族と一緒に話し合って決めるようにしましょう。

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終活で不動産を整理する方法

整理する方法は大きく分けて、売却、生前贈与、遺言書の3つです。
1つ目の売却にはいくつかのやり方があり、まず、売却したのち、子どもと同居したり、高齢者向け施設へ入居する方法があります。
家の管理や固定資産税の支払いがなくなり、不動産よりも現金化したほうが相続の分配がしやすいメリットがありますが、転居先が必要になります。
次にリースバックやリバースモーゲージです。
前者とは自宅を売却後、亡くなるまで賃貸として住めるやり方で、後者は、自宅を担保に生活資金を借り、死後担保を処分して返済するやり方です。
両者とも最期まで自宅で暮らせるメリットがありますが、資産価値が高い不動産に限られます。
2つ目の生前贈与は、あらかじめ相続人を決められるため、相続トラブルは防げるやり方ですが、相続税よりも贈与税が高くなる点に注意しましょう。
3つ目の遺言書は、死後相続について指示ができますが、遺言書に不備があれば無効となってしまうため、専門家が作成・保管する公正証書遺言書がおすすめです。

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終活で不動産を整理する場合の注意点について

整理する場合には、特に3点について注意しましょう。
1点目は住宅ローンの有無です。
住宅ローンがなければ不動産の整理方法の選択肢は広がるため、生前に住宅ローンを完済する方が望ましいですが、難しい場合には、売却代金で返済する手段もあります。
2点目は相続人はなるべく1人にしましょう。
1つの不動産を複数人に分配した場合、全員意見が一致しない限り、管理や売却がスムーズにおこなえず、その結果空き家問題へと発展してしまう可能性があります。
3点目は税金対策で、相続時には相続税が相続人の負担になります。
別の金融財産も相続させるなど、別の手段で税金負担が軽減できるように対策をしておくと良いでしょう。

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まとめ

終活のなかでも不動産の終活は特に重要な課題であり、一人では決められない事項や注意点が多くあります。
遺族間でトラブルが起こり関係を悪化させないためにも、相続人との話し合いや専門家に相談など、やり方には不備がないようにしましょう。
大阪市での居付き物件の不動産買取のことならMUSTERSがサポートいたします。
不動産の売却をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


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