家族信託のやり方と流れは?必要書類や注意点もご紹介

2024-09-17

家族信託のやり方と流れは?必要書類や注意点もご紹介

相続前の財産管理の方法として、不動産などの家族信託を選ぶ方が増えてきました。
家族信託は、どのようなやり方や流れで進めていけば良いのでしょうか。
今回は、家族信託のやり方や流れ、手続きのための必要書類や家族信託の手続きにおける注意点についてご紹介します。

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家族信託のやり方と流れ

家族信託によって不動産などの財産管理を家族に委託する際は、信託契約書を作成します。
信託契約書だけでは紛失が不安な場合は、公正証書を作成するのもおすすめです。
信託財産は受託者名義に変更するための信託登記をおこなう必要があるため、信託されたあとも受託者の財産だと証明できます。
財産を管理する際は、受託者の財産になるわけではないため新たに信託財産用の口座開設が必要です。
委託者と受託者で信託契約書を作成して信託登記をおこない、信託財産用の口座をつくったら、家族信託による財産管理を始められます。
財産管理で得られた利益は信託口座に振り込まれ、受益者になっている委託者の財産になるのです。

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家族信託のやり方と必要書類

家族信託の際に書類が必要になるタイミングは、信託契約書を公正証書にするときです。
必要書類の一覧は、本人確認資料、受託者と受益者双方の印鑑証明書と実印、信託する財産に関する資料、戸籍に関する書類になります。
本人確認資料は運転免許証やマイナンバーカードなど、顔写真入りの公的機関による証明書が望ましいです。
信託登記など不動産登記の必要書類は、3か月以内に発行された委託者の印鑑証明書と実印、不動産の権利書、双方の本人確認書類、受託者の住民票と認印になります。
書類の取得にはお金や時間がかかる可能性もあるため、余裕を持って手続きを進められるようにスケジュールを組みましょう。

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家族信託のやり方と注意点

家族信託の注意点は、委託者と受託者をはじめ家族全員の十分な理解が必要なことです。
家族信託はまだ知名度の低い制度であり、内容をよく理解していない方も少なくありません。
そのため、委託者となる方の協力が得られないと始められないばかりか、財産管理を任されたことを「贔屓」と感じる家族が出る可能性もあります。
家族信託を始める前には、なぜ家族信託をおこなうのか、どの財産に適用するのか、誰がどのような形で受託し期間満了後はどうするのかを決めておくべきです。
目的によっては家族信託が適さない場合もあるため、最初から家族信託にのみ決め打ちするのではなく家族信託以外の方法も検討するようにしましょう。

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まとめ

家族信託を始める際は、なぜ家族信託なのか、どのような形で信託をおこなうのかを決めて契約書を作成します。
書類を集めて不動産の信託登記をおこない、財産管理による利益を入れる口座を開設しましょう。
家族から理解を得られないと始められないため、しっかり話し合うことをおすすめします。
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