2024-11-19
不動産を売却する際には、タイミングごとに売り出す予定の土地や建物に価格がつけられます。
しかし提示された金額がどのような意味を持つのかを知らないと、実際に売り出してから損をしてしまう、トラブルになってしまう可能性に注意しなくてはいけません。
この記事では不動産を売却する際に提示される価格について、タイミングごとにどのような意味があるかを解説していきます。
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不動産を売却する際に、ほとんどの方は仲介を依頼する会社に査定をしてもらい、査定価格を提示してもらうでしょう。
査定価格とは売り出してから3か月程度で売れる金額で、査定をした会社がこのくらいなら売れると判断した金額です。
査定をする際、不動産会社は周辺エリアの似たような条件で売りに出されている物件の相場や、過去に成約した際の金額などのデータを参考に金額を算出しています。
査定には簡易査定や訪問査定などの種類があり、査定を早く終わらせたいのか、精度の高い査定をしてほしいのかで使い分けるようにしましょう。
注意すべき点は、査定で算出される金額はこのくらいなら売れると会社側が判断した金額であって、提示された金額で売却できるわけではない点です。
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物件や土地などの不動産の売り出し価格とは、売主の事情やどのくらいで売りたいかの希望価格を参考にして算出される金額を指しています。
売り出し価格は査定価格などを参考に、最終的に売主が決定できるため、査定で提示された金額をそのまま設定する必要はありません。
もし売主が何らかの事情で早めに物件などを手放したいなら、査定で提示された金額より低い金額を設定すると良いでしょう。
そして周辺エリアの相場を調べておくと、相場より高すぎる金額を設定して、購入希望者が見つかりにくくなるリスクを回避できます。
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不動産売却における成約価格とは、売り出した物件や土地に買主が見つかり、売買契約を締結した際の取引価格を指しています。
注意しなくてはいけないのは、成約価格と売り出し価格が一致しないケースが多い点です。
売り出す際に設定する金額は売主の希望で好きに設定できますが、成約価格は売主と買主双方が合意しなくてはいけません。
売り出したときに相場より高い価格に設定していても、相場より低くないと売れないケースもあり、希望する金額で売れる可能性は低くなります。
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不動産の売却では、査定や売り出し、成約などタイミングごとに価格の持つ意味が違っています。
タイミングごとにどのような意味があるのかを把握し、早めに売りたいのか価格重視なのか、売主の事情に合わせて金額を設定するようにしましょう。
自分だけで金額の判断が難しいなら、不動産会社などプロに相談すると適切な金額を設定するサポートをしてくれます。
大阪市での居付き物件の不動産買取のことならMUSTERSがサポートいたします。
不動産の売却をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。