2025-01-21
葬儀場近くの不動産を売却しようと考えている方のなかには、スムーズに買手が付くのか心配な方もいるでしょう。
葬儀場や火葬場にはデメリットになる部分が多いため、慎重に行動しなければなりません。
今回は、葬儀場が近くにあると不動産売却価格に影響するのか、起こり得るトラブルや売却するときのコツもご紹介します。
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葬儀場や火葬場が近くにあると、環境的瑕疵や心理的瑕疵に該当する可能性があるので注意が必要です。
しかし、すべてのケースで売却価格が安くなるわけではありません。
たとえば、駅から近いなど、立地条件が良い物件は価格への影響が少なくなっています。
生活環境のメリットが上回れば、価格に影響せず売却が可能です。
ただ、葬儀場や火葬場は嫌悪施設として扱われるため、隣接している物件は価格が20〜30%ほど安くなる傾向があります。
とくに、煤煙や臭気など物理的な被害を受ける可能性の高い物件は、需要が低く購入を敬遠されがちです。
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葬儀場近くの物件は、買主が少なく売却価格も安くなります。
購入希望者が見つかっても、価格交渉を迫られる可能性も否めません。
また、瑕疵担保責任を負う恐れがあることもデメリットです。
不動産の瑕疵を買主に伝えず売却したときには、契約解除や損害賠償の請求などトラブルに発展する恐れもあるでしょう。
その他、物件によっては、建設規制を受ける可能性があります。
宅地として販売できない可能性もあるので、そのようなケースでは不動産の処分が困難です。
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葬儀場近くの不動産であっても、売りに出すときは相場価格を提示してみるのがコツです。
不動産価格は一度下げてしまうと、なかなか元に戻せないので、まずは一般的な価格で売り出してみましょう。
葬儀場や火葬場の近くでも気にしないといった買主は存在するため、条件によってはスムーズな売却が可能です。
それでも売れないときは、価格を下げてもう一度市場に出す必要があります。
駐車場として土地を売却するのも一つの手段になっているので、宅地で売却困難なときは工夫してみましょう。
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葬儀場の近くであっても、立地条件が良ければ価格への影響は少なくなります。
ただ、葬儀場は環境的瑕疵や心理的瑕疵に該当するため、その旨を買主に伝えないとトラブルに発展しがちです。
葬儀場近くの物件でも、まずは一般的な価格で売り出し、状況を見ながら価格を下げていきましょう。
大阪市での居付き物件の不動産買取のことならMUSTERSがサポートいたします。
不動産の売却をお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。